【レポート】ひらまつ軽井沢 御代田「疲れた心に癒やしの一滴を」 —ホテル体験レポートVol.01
「次の良い仕事を創る」ためにも適度なリフレッシュは必要。
GW(ゴールデンウィーク)を避けて軽井沢の「THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田(以下、ひらまつ軽井沢)」に行ってきました。
ここは、レストランやホテル事業を展開するひらまつが経営するホテル「THE HIRAMATSU」の内のひとつ。同じくひらまつが経営する西麻布のフレンチ「オーベルジュ・ド・リル トーキョー」には行ったことがあり、とても素晴らしかったので今回も楽しみでした。
01 移動:藤岡ジャンクションから約1時間で道のりはシンプル
ひらまつ軽井沢があるエリア「御代田」は、雄大な景色もさることながら、広大なゴルフ場があったり、住みやすさから他県からの移住者が増えたりと、町が活気づいてきているようです。
東京から向かったので、群馬県の藤岡ジャンクションで関越自動車道を降り、そこからホテル最寄りの佐久インターチェンジまでは上信越自動車道で約1時間。
軽井沢の道は車幅が広く、分岐もシンプルなのでさほど迷わずにホテルに到着しました。
02 チェックイン〜室内へ:ネイチャーとモダンが融合した、温かみのあるアート空間へDIVE
館内に入ると、パチパチと薪が燃えている暖炉のほか、深く腰かけられるシックな革張りの椅子がずらり。
エントランスから高級感あふれる佇まい。木目を基調としながらも、モダンな雰囲気のインテリアが並んでいて、都会の喧騒を忘れさせてくれる空間を五感で味わいました。
受付でのチェックインを終えて、いよいよ客室へ。
途中の廊下には、ホテルを建設するときに発掘されたという縄文土器が飾られていました。
宿泊した「デラックスツイン」は、スタンダードな部屋ながらも、広さは十分。テラスを含めると100m²を超えるとのこと。
大きめのリビング・ベッドルームには、書斎用の長いデスクやゆったりくつろげるソファ、壁掛けテレビが配置されていました。特にテレビは可動式なので、ベッドやソファなど、好きなところから観られるのが嬉しい。
ホテルに泊まる際、個人的に気になるのが、客室のお茶やコーヒー。ここではなんと、手挽きのコーヒーミルを使って香り・味ともに良しな挽きたてのコーヒーを味わえます。
ゴリゴリゴリゴリ………… と、あえてひと手間かけてコーヒー豆を挽くと、焙煎された香りがふわっと広がり、嗅覚を楽しませてくれます。
特に、起床後にベランダで絶景を眺めながらのコーヒータイムは至福の時間。
03 合間のちょっとしたお楽しみ:室外ラウンジで焚き火を眺めてマシュマロを焼く
夕食前に少し時間が空いたので「TAKIBIラウンジ」へ。
ここは、複数の焚き火台が置かれたアウトドアラウンジで、火を囲みながら、マシュマロを焼いて談笑することができます。大人向けなのか、私よりひと回りかふた回り上の夫婦ばかりでした。
頭を空っぽにしてゆらゆらと揺れる炎や青空を眺めていると、身も心もデトックスできます。
04 そして、夕食へ。:食材にこだわり抜いた、舌鼓を打つ絶品フランス料理「ル・グラン・リス」
「ル・グラン・リス」の由来は、御代田の町花「やまゆり」。
厳選された食材のおいしさを引き出すことを最優先に作られる料理は、ひらまつらしい正統派な部分と地産地消にこだわった食材が融合したフランス料理とのこと。
余談ですが、先日 パートナーがひらまつのレストランに行った際のシェフ 中川尚と共に働いていたのが、「ル・グラン・リス」の料理長とのこと(たぶん)。
不思議な縁を感じつつ、上質な空間で緊張しながら料理を待ちました。しばらくして供されたのは、自由な発想で贅を尽くした美食の数々。
視覚的にも味わいながら、計算され尽くした料理に舌鼓を打ちました。個人的には鮎が好きなので、稚鮎のフリットは臭みもなく、コクと旨味に溢れていて、忘れられない逸品でした。
空いた時間で軽井沢アウトレットに寄りつつ、夢のような時間もつかの間、あっという間にチェックアウトの時間を迎えました。
こんな素敵な時間をプレゼントしてくれたパートナーには頭が上がりません。空間も料理もサービスも堪能でき、また再訪したいホテルのひとつになりました。
0X まとめ:THE HIRAMATSU 軽井沢 御代田の良かった点
廊下含め部屋全体がゆったりと広い
壮大な景色が見れる開放感抜群のベランダ
モダンだがアースカラーがメインのインテリアのため、統一感がある
窓を開口できるため温度調節しやすい風呂場(& 風呂場にある水は脱水防止のために地味に嬉しい)
広く使い勝手の良い横並びの洗面台
可動式の壁掛けテレビ
手挽きミルで飲めるコーヒー
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