【レポート】星のや東京「大都会 東京の中心で味わう“和のおもてなし”」 —ホテル体験レポートVol.07
執筆がかなり遅れてしまいました(誰も待ってない)が、ラグジュアリーホテル・旅館に興味を始めた持った思い出の「星のや東京」のレポートを書きたいと思いました。
「星のや」は、長野県を本社に置き、フード・ブライダル・スキー場など多岐にわたる事業を展開する、総合リゾート運営会社「星野リゾート」さんが手掛ける、日本旅館のようなラグジュアリーホテルです。
実は、前職のソフトバンク在籍時代に“おもてなし”をテーマにしたコンテンツを制作しており、そのホスピタリティーの深みに感銘を受けた、思い出深い旅館でもあります。
都内に住んでおきながら、東京近辺のラグジュアリーホテルに住む機会は中々ないものの、パートナーと迎える初めてのクリスマスということで、プレゼントを購入する店との動線も考慮して「星のや東京」さんに決めました。
01 移動:言わずもがなの超好アクセス。地下鉄大手町駅の眼前に位置する
「星野リゾート」のWebサイトでも「世界都市東京によみがえる、塔の日本旅館」と謳っているとおり、地下鉄大手町駅から地上に出ると、漆黒の出で立ちをした「星のや東京」が現れます。
02 チェックイン〜室内へ:一歩足を踏み入れると、アーバンなオフィスビル群から和の異空間へカットイン。
大きな扉からエントランスに入ると、非日常空間へいざなう和の世界へ。床には優しいイグサの香りに包まれる畳が広がり、天井まで高く上る竹細工の靴箱に囲まれました。
03 客室へ:極上の和モダン。外気を感じない圧倒的な静けさとストレスレスなインテリア
今回選んだ客室は「菊」。よく勝手がわかっていなかったので、とにかく広い部屋を予約。
ここはとても広い1ルームで、寝ながらくつろげるソファベッドが特に気に入りました。遮音品質が高いのか、外部の雑音がほぼ聞こえず、自分たちだけしかいない空間に感じます。
加えて、随所に散りばめられた温かい間接照明(麻布によくあるムーディーなものではない)が暖かく、心地よい空間演出を助長していました。
夕食はコース料理も検討したのですが、部屋が広いためくつろぎながら食べられる部屋食がいいとなり、「星のや東京御膳」をいただきました。次回訪れる際は、館内レストランの「Nipponキュイジーヌ」を試してみたいと思います。
(おまけ) おもてなしやエンターテインメントを楽しめる、SAKEラウンジやお茶の間ラウンジ
館内施設にある「SAKEラウンジ」では日本酒を飲みながらお菓子をいただいたり、「お茶の間ラウンジ」ではさまざまな種類のお茶や四季折々のお菓子をいただけたりするので、部屋でくつろぐことに飽きた際には立ち寄ってみてもいいかもしれません。
0X まとめ「雲心月性」:星のや東京の良かった点
目まぐるしく時が過ぎ、欲望が渦巻く大都会・東京の真ん中で心が現れていく感覚に見舞われたので、「雲心月性(地位や名誉、利益にこだわらない、雲や月のように清らかな澄んだ心)」。
畳の心地よさを感じながらも、洗練された空間に加えて、日本人ならではのホスピタリティの高さも伺えました。「星のや」は、長野県・軽井沢や京都・嵐山、沖縄県・竹富島など、全国津々浦々にあることに加えて、施設ごとに外観やコンセプトもローカライズされており全く異なるため、他の施設にも訪れてみたいと思います。
執筆:ヤスダツバサ(Number X)
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