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【レポート】Wクアラルンプール「都会的なリゾート空間でマレーシアの“イマ”を感じる」 —ホテル体験レポートVol.10

東南アジアのマレーシア・クアラルンプールエリアに位置する、ラグジュアリーホテル「Wクアラルンプール(W Kuala Lumpur)」。

仕事の現地視察も兼ねて、約1週間滞在してきました。

全世界で数十軒展開されており、エリアごとにコンセプトを変えたデザインが特長の一つでもある「W Hotels(ダブリューホテル)」。以前、大阪にある「W大阪(W Osaka)」に泊まったこともあるため、その違いも楽しみの一つでした。

W Hotels(ダブリューホテル)
大手ホテルチェーンの米マリオット・インターナショナル(MARRIOTT INTERNATIONAL)が展開するデザイナーズホテル。個性的な内装が人気を集めており、米国や欧州、アジアで約50軒を運営する。ブランド名の由来は"Whatever / Whenever"(お望みの物を/お望みの時に)という経営理念から。また、当ホテルのコンセプトの産みの親は、スターウッドCEOのバリー・スターンリッヒ。ターゲットとする客層はウェスティンよりも若い層で、デザインにこだわりを持つビジネストラベラー(個人客)としている。

https://w-hotels.marriott.com/

01 空港からタクシーで約60分。オススメのタクシーアプリ「Grab」を使ってみたが……

「Wクアラルンプール(W Kuala Lumpur)」があるクアラルンプールのKLCC地区は、クアラルンプール国際空港(KLIA)からタクシーで約60分。

事前情報によると、日本と違って様々な種類・価格帯のタクシーがあるため、オススメされていた「Grab」を使ってみることに。ただ、コンタクトの取れたドライバーさんと上手く合流できずにキャンセルされてしまいました。

やむを得ず、客引きをしている怪しそうなドライバーさんにするか迷っていたところ、偶然 地元客(?)を降ろしたタクシーを見つけたので声をかけ、ホテルまで向かいました。

ネオン瞬く「W」が印象的な「Wクアラルンプール(W Kuala Lumpur)」の入口

02 チェックイン:Art ✕ Fashion ✕ Musicを感じる、Pinky & Flashyな空間

エントランスに入ると、センターに位置するビッグサイズの「W」を囲むように、控えめですがピンク基調と融合するようモダンなインテリアが眼前に広がります。

レセプションエリア
話題になっていた、モエシャン(モエ・エ・シャンドン)の自販機も

ただ、夜になると昼間の印象と打って変わって……。

ド派手(flashy)なショッキングピンクで華やかな空間に!

03 客室へ:デザイン性の高い、アジアンテイストのアートが散りばめられた空間

実は、前回の「W大阪」に続いて、今回の宿泊も“実質タダ”!
※支払った金額:インルームダイニング・朝食・サービス料のみ

私とパートナーは、ともに「Marriott Bonvoy アメリカン・エキスプレス・カード」を所持しているので、「Marriott Bonvoy」のロイヤルティポイントを使って宿泊予約をしました(ポイ活頑張ってよかった)。

それがこちら。

モダンなアートに囲まれたベッドルーム。カーテンは手動なので調節が少し面倒
アジアンテイストの証明も雰囲気がいい。ベッド上のイモムシ柄のクッションはWオリジナルとのこと
入口付近もネオンカラーが映えるが上品な落ち着いた雰囲気になっている
洗面台の壁もアートな柄。ただ、水の流れは非常に悪い
海外からの滞在客が多いのか、欧米よりのスナック
17階の高層階から見渡す町並みと「クアラ・ルンプール・タワー(Kuala Lumpur Tower))」
ウェルカムドリンクはコンブチャ

03 「ペトロナスツインタワー」を一望できる絶景のルーフトップバー「WET Deck」

今回の目的の一つでもあった、ルーフトップバー「WET Deck」。

プール近くのソファ席から、クアラルンプールの代名詞「ペトロナスツインタワー」を大迫力で見上げながら、非日常の時間を過ごせます。

屋外に設置されているプールエリアから見上げた「ペトロナスツインタワー」

断然オススメは夜。

プールエリアの隣に併設されているバーエリアでは、地元(?)のDJがかけるミュージックの音に酔いしれながら、ムーディーな雰囲気に没頭できます。

たまに、K-POPのバラードが流れたり、と選曲は若干微妙でしたが……(苦笑)。

リゾート気分に浸ったので、珍しくフルーティーなカクテルを
観光客が多めだったが、地元の若者もちらほらいた

まさに、都会的なリゾート気分を味わえる素敵な空間でした。

ただ、今回泊まった17階でも重低音がかなり響いてきたので、それよりも低い階に泊まる際は(騒音に)お気をつけください。

05 朝食ビュッフェ:洋食からマレーシアの伝統料理まで楽しめる「flock」

ホテル滞在時にいつも楽しみにしている朝食ビュッフェ。今回の「flock」では、普段から馴染みのある洋食を始めとして、マレーシアの伝統料理まで幅広く選べるのが魅力的でした。

ちなみに、マレーシアはイスラム教の国なので、ほぼ鶏肉で豚肉はなし。

洋食のコーナーに行くと必ず足を運ぶのが、ビュッフェ鉄板の卵料理コーナー。オーダーの度に目の前で調理してくれるのが好きで、いつも頼んでしまいます。

私はいつも通りオムレツを、パートナーはOver-easy(両面を焼いた目玉焼き)をお願いしました。

カリカリベーコンやソーセージ、グリルのトマトなどもあり。

チーズの種類が豊富
パンもかなりの種類あり

マレーシアの伝統料理が並ぶコーナーに行くと、味の想像がつきづらい料理が並んでいました。

麺コーナーでは、麺やトッピングを選べるのが嬉しい
色々悩みながら、最終的にはこんな感じに

有料でしたが、朝の「ペトロナスツインタワー」を眺めながら優雅に朝食をができるテラス席は非常によかったです。

この景観は、「ペトロナスツインタワー」の向かいにある「Wクアラルンプール」ならでは。

0X まとめ「豪華絢爛」:Wクアラルンプールの良かった点

「Wクアラルンプール」から感じたことは、「豪華絢爛(ごうかけんらん)」。都会的でもあり、リゾート地な一面もあり、贅沢で華やかさがありながらも、マレーシアの方たちのフレンドリーな人柄にとても癒やされました。

ネオンカラーのインテリアやアートを始めとしたデザイン性の高さも個人的に気に入っています。

加えて、

  • クアラルンプールのショッピングモール「スリアKLCC」

  • 地元民が集う(?)インド料理屋「ナシ カンダール ペリータ(Nasi Kandar Pelita)」

  • カップル御用達(?)の屋台街

など、徒歩数分の超短尺で行ける好アクセスなことも高評価。ホテルを起点に、ショッピングしたり、ご飯を食べたり、疲れたらすぐに休憩しに戻れる機能性は、披露が溜まりやすい海外旅行でとても良い点だと感じました。

住所:マレーシア, クアラルンプール, No 121 Jalan Ampang
宿泊時期:2024年6月(3泊4日)
Webサイト:https://www.marriott.com/ja/hotels/kulwh-w-kuala-lumpur/overview/

文:ヤスダツバサ(Number X

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