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海外在住の日本人に聞く、世界のリアル

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物価や年収、職業、文化やイメージとのギャップ…… 海外に在住している日本人リサーチャー・ライターが「ちょっと気になるお金・物価・文化のリアル」を現地視点から紹介します。目指すは、… もっと読む
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記事一覧

【現地人に聞くドイツ事情】ルール愛が強いドイツ人の魅力とは? 文化や物価、働き方事情を解説

ドイツといえば、サッカーやビール、ソーセージ、お城……。 「みんな定時に帰り、1カ月バカンスに行く」と言われることが多いので、働きやすい国というイメージも強いかもしれません。 学生時代、ヨーロッパに憧れ、大学でドイツ語を選んだことをきっかけに大学卒業後に移住。もうすぐ在独歴10年になるわたしが、ドイツのイメージと現実についてお伝えします。 ※記事内のーとは1ユーロ165円で計算(2024年3月21日時点) 【文化編】几帳面って本当? 恋愛は? ドイツ生活のリアル「ドイ

トラベルライター・中村洋太流 企業・メディアに喜ばれる旅行記事の書き方

「旅をして、その体験を文章にする」 一見 自由で楽しそうに聞こえるものの、実際にはどのように書けばいいのか悩むことも多いのではないでしょうか。とくに、個人の趣味で書く文章とは異なり、仕事として依頼された旅行記事となると、なおさら頭を悩ませてしまうかもしれません。 そこで今回は、旅行レポートの執筆を依頼された際に、企業やメディアから喜んでいただける視点の持ち方や書き方のコツを、具体例を交えてご紹介します。 ぼくは、旅をしてエッセイを書く「旅エッセイスト」として活動していま

【現地人が通うハワイのこっそりグルメ】隠れ家的人気フードスポット・カフェ5選

世界的な観光地として人気の「ハワイ」。その最新情報やオススメスポットは、常に様々な雑誌やWebサイトなどで紹介されています。特に、ワイキキやアラモアナなどのエリア情報は、どんどん更新され続けていますよね。 そんな中、いわゆるWeb検索の「ハワイ オススメ ご飯」ではなかなか出てこない、隠れ家的人気店も多数存在しています。 今回は、ハワイのローカル(現地で生活する人たち)御用達の隠れ家的なフードスポットやカフェをこっそりご紹介したいと思います。 リゾートホテルが立ち並ぶワ

【現地人が通うフランスグルメ】サスティナブルな美食の隠れ家レストラン3選(ミシュラングリーンスター獲得店)

「旅行する価値のある卓越した料理を求めて」 コロナ禍以降、フランスのレストランのトレンドとして、かつて星付きレストランで働いていた料理人たちが、郊外や田舎町で地産地消をコンセプトにしたお店を開く、という流れがあります。 今回は、パリから行ける田舎町にある、3軒のレストランをご紹介。車がないとアクセスが不便だけれども、足を運ぶ価値があり、新たな食文化を提案してくれます。いずれも宿泊施設併設で、「ミシュラングリーンスター」を獲得しています。 タイヤメーカーがグルメガイドを始

【現地人に聞くスペイン事情】サッカーと家族の間で自由を愛すラテンの国。スペインの物価や年収、働き方事情

情熱の国、スペイン。 サッカーやフラメンコなど多彩な文化があり、観光産業が盛んな国です。 海外旅行先として人気なスペインですが、実際に住んでみるとどうなのか気になる人も多いはず。そこで本記事ではスペイン生活のリアルな実態をバルセロナ在住8年目の筆者が紹介します。 大企業の安定を捨ててスペイン移住したのは、サッカーチームで働く夢を捨てられないからスペインになんのゆかりもなかった私が、スペイン移住を決めたきっかけは「サッカー」。 「サッカーチームで働きたい」という夢を抱えな

【現地人に聞くイタリア事情】幸せに生きるコツを学べる? イタリアの食、バカンス、暮らしのお金事情

イタリアからボンジョルノ! イタリアと聞いて、思い浮かべるのはなんでしょう。パスタにアート、車、サッカー…… 日本でもよく知られた“イタリア”はたくさんありますよね。人気の観光地でもあり、訪れたことがある方も多いかもしれません。 「マンジャーレ・カンターレ・アモーレ(食べて、歌って、そして愛して)」の国イタリアは、なんだか陽気で楽しそうだけど、実際のところは、さてどうでしょうか。 気づけば在住20年余の筆者が、日々体験しているイタリアを食文化や働き方をベースにご紹介した

【現地人に聞くインド事情】急激な経済成長と変わらない文化が共存する国。インドの文化や年収、物価事情

ナマステ! 本日は人生観を変えてくれることで有名な「インド」という国についてお届けします。同じアジア圏にありながらも、東南アジアよりは遠く、イメージで語られることが多いインド。誰もがインドについて話すと、何かしら印象を持ち合わせていて、たくさんの逸話を共有してくれます。 「皆に知られていながらも、本当は知らないことが多い不思議な国」というのが、インドの正しい立ち位置でしょうか。私個人としては、インド現地の企業で働いていた経験、インドにおける拠点の立ち上げから、インド人の就

【現地人に聞く中国・香港事情】香港人は本当にお金持ち!? デモとコロナを乗り越えた、香港の文化や年収、物価事情

素晴らしい夜景を誇り、煌びやかなイメージのある香港。 中華圏の文化を残しつつも、外資系ブランドや高層ホテルなどインターナショナルなエッセンスが入り混じる街は、独特の魅力を放ちます。 香港への突然の移住は私にとって、新たな冒険の始まりでした。まずは憧れのザ・ペニンシュラ香港で過ごした夢のような2週間。しかし、2019年にデモ活動が始まり、街は緊張感に包まれました。その後、コロナ禍が始まり、想像していた華やかな香港生活は遠くなりました。そんな香港での楽しみやお金事情を、私の経

【現地人に聞く台湾事情】思いやりとチャレンジ精神に溢れたコンビニ大国。台湾の文化や年収、不動産事情

ここ数年、人気旅行先ランキングでは必ず登場する台湾。日本からは飛行機で約3時間と近く、美しい自然景観はもちろん、おいしい食べ物に溢れ、フレンドリーで優しい人々が多いなど好意的な印象を抱いている人も多いはず。なかにはその魅力に惹きつけられ、台湾通いを続けるようになってしまったというファンも少なくありません。 近年はコロナ対策で迅速かつ徹底した対策が行なわれ、国民が一丸となってコロナ禍に向き合ったことでも話題になりました。特に、デジタル担当大臣のオードリ・タン(唐鳳)の活躍ぶり

【現地人に聞く韓国事情】コスメや韓国料理、K-POPが人気な日本の隣国。“意外な実態”が満載、韓国の文化や物価、ライフスタイル事情

日本のおとなりの国、韓国。ここ数年は韓流ブームで、旅行や留学先としても大人気。韓国コスメや韓国料理、K-POPアイドルなどを求め、何度も足を運んでいる人も少なくないようです。 そんな私も、K-POPアイドル「BTS」をきっかけに韓国に興味を持った一人。2022年にソウルの漢陽大学語学堂に留学し、現在はワーキングホリデービザに切り替え、ソウルの東大門に暮らしています。 以前に一度韓国を観光に訪れた際には、日本語が通じることも多く、大きな不安なく留学に踏み切ったものの、やはり

【現地人に聞くハワイ事情】正直、物価は高い! けど、それでも住みたいパワーがそこにある。ハワイの文化や年収、物価事情

太平洋の真ん中に位置し、日本から飛行機で7~8時間。日本人が考える海外旅行ディスティネーションとして、あまりに身近で、そしてこの地を愛してやまないリピーターも多い「ハワイ」。コロナ禍以前の2019年までは、毎年約150万人もの人たちが日本からハワイを訪れていました(2023年10月現在は、その数は以前の1/3程度となっていますが ※1)。 ※1 ハワイ州産業経済開発観光局 パッと浮かぶのは、美しい海に太陽が眩しい常夏の楽園、というイメージでしょうか。癒やしの島、という表

【現地人に聞くフランス事情】芸術と食の文化は世界トップクラス!? フランスの文化や年収、物価、価値観事情

パリといえば、華の都と呼ばれる美しい街並みや、ファッションの発信地、豊かな食文化など、人によって思い浮かぶものが様々。 最近では、Netflix配信のドラマ「エミリー、パリに行く」が、外国人視点でフランスの要素をギュッと詰め込んだものだと思います。 かれこれ在仏10年近くなりますが、日々感じていることをお伝えできれば嬉しいです。 東南アジアや東欧など、ニッチな国への旅行を好んでいた私がフランスに移住した理由日本の会社からフランスの提携会社への駐在を経て、そこでの働きやす

【現地人に聞くアメリカ・カリフォルニア事情】アメリカの給料は高いって本当? カリフォルニアの文化や年収、物価事情

カリフォルニア、それはアメリカで1番人口の多い州であるのと同時に、在留邦人数が世界一多い都市、ロサンゼルス(64,457人/2023年10月1日現在*1)をもつ州でもあります。 古くから日本人にとって、馴染みのある海外の1つで、最近では元ロサンゼルス・エンゼルスで活躍された野球の大谷翔平選手が、同じくロサンゼルスにあるロサンゼルス・ドジャースに移籍されたことも大変大きな話題となりました。 (ちなみに、エンゼルスはロサンゼルスのお隣、オレンジ郡にあるので、現地人的はロサンゼ

【現地人に聞くシンガポール事情】“何かとお金はかかる”けど人が集まる魅力。シンガポールの文化や年収、物価事情

シンガポール=何でも高い国。 某名探偵ものアニメの映画やハリウッド映画「クレイジー・リッチ!」の舞台にもなり、ゴージャスなイメージをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 私はこの地に渡星(星=シンガポールの漢字表記)してもうすぐ2年。主人の強い希望で決まった転勤。ある日突然、「来月からシンガポールで働くことになった」と告げられ、右も左も分からないまま勢いで準備を進めることに。当時、何も知らない状態で引っ越ししてきたためトライ&エラーを繰り返しながらの生活が始まりました。